東京都内で一戸建住宅の価格が下落基調になっています。不動産調査会社、東京カンテイがまとめた首都圏の一戸建市場動向によると、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満の新築小規模戸建ては11月の平均価格が、東京都で前月比1.1%安の6481万円。下落は3カ月連続になります。中古マンションは、東京都で10月時点の平均価格が70平方メートル換算で7170万円。6カ月連続上昇、ここにきて一戸建との値動きに差が出てきました。投資マネーが流れ込むマンション市場とは異なり、一戸建はほとんどが実需層です。一戸建ての価格が高くなりすぎて、買い手がつかなくなりました。特に23区内では中古物件も含めて販売不振が鮮明になっています。新築小規模戸建は、周辺の埼玉と千葉で価格下落。神奈川県は横ばい。首都圏全体では3カ月連続の下落、0.5%安の5311万円です。住宅ローン金利の上昇を心配する人たちは多く、今後も東京周辺の一戸建価格は軟調が続きそうです。金利も上がっていくとみられるなか、一戸建の価格は上がりづらく夏場以降、供給戸数が減っています。売り手が在庫を抱えてしまっています。