少子化により日本の人口は減少を続けています。65歳以上の高齢者の人口は年々増加しています。例えば、2010年から2020年の間に総人口は1億2,806万人から1億2,615万人へと約200万人減りましたが、高齢者人口は2,948万人から3,603万人へと約650万人も増えました。高齢者が人口に占める割合も23.0%から28.6%へと増え、日本の高齢化は進んでいます。
また、今後も総人口減・高齢者人口増の流れが続くと予想されています。総務省統計局では、2030年には高齢者の割合は31.2%、2040年には35.3%になると推算しています。このことからも高齢者住宅の需要はますます高くなると考えられます。
しかし、需要はあるものの供給が十分ではないのが現状です。